ラリー・クドロー経済顧問は6日、CNBC との新型コロナウイルスのアウトブレイクに関するインタビューで、アメリカ人に過剰反応しないよう促す一方で、「シアトルを避けるべき」と発言。ホワイトハウスはこれを「あまりに大雑把だった」と訂正しています。
これに対し、スノホミッシュ郡とのミーティングを終えたジェイ・インスリー知事が「私はそのようなアドバイスはしない」と回答したと、MyNorthwest.com が報じています。インスリー知事は、「状況は流動的であり、毎日状況を確認する必要があるが、現時点ではシアトルに来ることに反対しない」と述べました。
その後、Bloomberg が報じたところによると、ホワイトハウスの新型コロナウイルス対策班の広報担当官は、ラリー・クドロー経済顧問による発言は「あまりに大雑把なアドバイスだった」と述べ、「高齢者や重篤な基礎疾患を持つ人々はさらに注意を払うべきだが、平均的なアメリカ人に対するリスクは低いままだ」と訂正しました。
It’s critical that the task force corrected any overly broad advice regarding travel to our City or region. Our residents and businesses expect all levels of government to partner together to solve this challenging and evolving global public health crisis. https://t.co/ibKX2yox32
— Mayor Jenny Durkan (@MayorJenny) March 7, 2020
シアトルのジェニー・ダーカン市長は公式ツイッターで、「対策班がシアトルやこの地域への旅行に関するこの過度に大雑把なアドバイスを訂正したことは重要だ。住民と企業は、この困難かつ変化する世界的な公衆衛生の危機を解決するため、すべての政府機関が協力することを期待している」とツイートしています。
KUOW の公式サイトでクドロー経済顧問がこの発言を行った動画を見ることができます。