サイトアイコン junglecity.com

​ワシントン州の COVID-19 接触通知ツール『WA Notify』5月11日に終了

米国で2020年1月から出されているCOVID-19の国家緊急事態宣言が5月11日に解除されるのに伴い、​ワシントン州で2020年11月に導入された COVID-19 接触通知ツール『WA Notify』 が終了します。

『WA Notify』 は、スマートフォンに追加すると、自分が過去2週間の間にまとまった時間を過ごした他の『WA Notify』ユーザが COVID-19検査で陽性が確認された場合、「COVID-19に感染した可能性がある」という通知が自動的に送られてくる仕組み。

ユーザが接触した相手に関する情報を追跡またはトレースせず、個人情報の収集や交換をしないため、COVID-19検査で陽性と判定された人が誰と接触していたかを特定する「接触追跡」(contact tracing)とは異なるシステムとして運用されていました。

ワシントン州保健局の発表によると、2020年11月の導入以来、検査による陽性結果を報告した人は約23万5千人、曝露通知の送信数は250万件以上、感染予防件数は数万件にのぼり、命を救うことにつながりました。ワシントン州は、曝露通知技術を最初に導入した州の一つで、米国内で最も早くCOVID-19の感染者が確認された州であるにもかかわらず、常に全米で最も低い死亡率を記録してきました。

『WA Notify』 に関する日本語での説明はワシントン州の公式サイトで確認できます。

モバイルバージョンを終了