ファイナンス情報サイト WalletHub による「アメリカのベスト・コーヒー・シティ」ランキングで、シアトルが全米1位となりました。
このランキングは、アメリカの100の大都市を、コーヒーショップ/コーヒーハウス/カフェの人口一人あたりの数、コーヒー一袋の平均価格、カプチーノの平均価格、一世帯あたりがコーヒーに支出する金額など、14の指標で評価しています。
Countdown to #NationalCoffeeDay 2019: A look at the best local java scenes in America: https://t.co/dlO2dp5BeO pic.twitter.com/CTeTMufTbJ
— WalletHub (@wallethub) September 24, 2019
上位10位は次のとおりです。
1位 シアトル
2位 ニューヨーク
3位 サンフランシスコ
4位 オレゴン州ポートランド
5位 ロサンゼルス
6位 シカゴ
7位 ワシントンDC
8位 マイアミ
9位 サンディエゴ
10位 ボストン
アメリカの公共放送 PBS によると、ボストン茶会事件(1773年)以降、紅茶からコーヒーに乗り換えることが「愛国的」とされたことで人気が高まったそう。「1971年に創業したスターバックスによってコーヒーがどこに行っても飲めるようになった」こともあり、ロイターが行った調査で18歳以上のアメリカ人の63%が「前日にコーヒーを飲んだ」と回答しています。
また、WalletHub は「コーヒーに含まれるカフェインが目覚まし効果があり、適量であれば寿命を延ばし、社交の目的にもかなっているといった長所がある」「バリスタという職業もパートタイムの仕事からキャリアとなり、ラテアートは全米でコンペティションが開催されるまでになっている」と指摘し、アメリカのスペシャリティ・コーヒー産業は480億ドル規模であることは、「起業を考えている人にビジネスの可能性を感じさせる」としています。