ファイナンス情報サイト WalletHub による「アメリカで最も成長率の高い都市」ランキングで、フロリダ州リー郡のリーハイ・エイカーズが1位となりました。一方、人口の増加だけで見ると、まったく異なる結果となることがわかっています。
Source: WalletHub
このランキングは、アメリカの515の大都市を、「社会人口統計学(Sociodemographics)」と「雇用と経済」の大きく分けて2つの分野における、人口、失業率、一人あたりの地域 GDPなど17の指標の2012年から2018年にかけての変化にもとづいて評価しています。
上位10位は次のとおりです。
1位 フロリダ州リーハイ・エイカーズ
2位 サウスカロライナ州マウント・プレザント
3位 オレゴン州ベンド
4位 ネバダ州エンタープライズ
5位 テキサス州フリスコ
6位 フロリダ州フォートマイヤーズ
7位 アイダホ州メリディアン
8位 ユタ州セントジョージ
9位 フロリダ州ケープコーラル
10位 テキサス州ラウンドロック
人口だけで見た場合、米国国勢調査によると、2018年に最も人口が増えた上位5位の都市は次のとおりです。
1位 アリゾナ州フェニックス(25,288人)
2位 テキサス州サンアントニオ(20,824人)
3位 テキサス州フォートワース(19,552人)
4位 ワシントン州シアトル(15,354人)
5位 ノースカロライナ州シャーロット(13,151人)
15都市のうち8都市はアメリカ南部、6都市は西部に位置していることから、引っ越し先として魅力的とされる地域は南部と西部に集中していると言えそうです。