アメリカ最大の小売チェーンの Walmart は3日、警察官や保安官など治安維持当局のオフィサー以外の利用客に店内で銃器を隠さずに持ち歩くこと（open carry）を禁止し、拳銃（handgun）とショートバレル・ライフル（short-barrel rifle）の弾薬（ammunition）の販売も中止すると発表しました。
USA Today などによると、これは、銃を隠さずに持ち歩くことが許可されている31州にある Walmart と Sam’s Club の店舗も対象にしています。また、同社は拳銃の販売を唯一継続していたアラスカ州でも中止すると発表しました。
また、同社は身元調査の厳格化をトランプ大統領をはじめとする政治家に要求しています。
8月にはアメリカで3件の銃乱射事件が発生。そのうち1件は、テキサス州エルパソにあるウォルマートの店舗で発生し、48名が負傷、22名が死亡しました。
NRA はこの Walmart の決定を激しく非難しています。
"It is shameful to see @Walmart succumb to the pressure of the anti-gun elites. Lines at Walmart will soon be replaced by lines at other retailers who are more supportive of America’s fundamental freedoms."
Read @NRA's statement on Walmart's decision here: pic.twitter.com/bmwAS9o0KP
— NRA (@NRA) September 3, 2019
