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ワシントン州、「イギリスなどからの渡航者は14日間にわたる自主隔離を」

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ワシントン州のインスリー知事は21日に行った会見で、新型コロナウイルスの変異株(a new variant)による感染が報告されたイギリス(UK)と南アフリカをはじめとする国からの渡航者に対し、ワシントン州に到着してから14日間にわたる自主隔離を求める規制を発表しました。

専門家によると、現時点でこの変異株による死亡率が従来種を上回ることやワクチンへの反応が異なるなどの証拠は見つかっていませんが、感染率が従来種より最大70%高い可能性があるとされています。

この自主隔離(quarantine)は最近入国した人にも適用され、法的にも強制力がありますが(legally enforceable)、ワシントン州で義務付けられているマスクの着用義務や小売業・飲食業の営業に対する制限のように、違反しても州が多くの強制措置をとることはないだろうと、インスリー知事は述べました。

これは予防的なもので、最近これらの国々からの入国後7日以内に新型コロナウイルスの検査を受けるよう促しています。ワシントン州で検査が受けられる場所の一覧はこちら。シアトルのあるキング郡でも無料の検査所が多数展開されています

イギリス政府がこの変異株について発表し、ロンドンとイギリス南東部の大部分で事実上のロックダウンを20日に導入したことを受け、21日時点で世界40カ国以上がイギリスからの渡航を禁止したと CNN などが報じていますが、アメリカはイギリスからの渡航を禁止していません。

ワシントン州は、今後この変異株による感染がイギリスと南アフリカ以外の国で報告された場合、その国からの渡航者にも自主隔離を義務付けることになります。今回の宣言の全文は州知事室の公式サイトで確認できます。



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