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ワシントン州の経済活動再開 レストランやバーなど、飲食店のガイドラインとは!?

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ワシントン州最大の人口を有するキング郡が「フェーズ1.5」、スノホミッシュ郡とピアス郡が「フェーズ2」に移行したことで、シアトル大都市圏で店内・屋外での飲食サービスを再開する飲食店が少しずつ増えています。

飲食サービスを再開する場合、州政府が出している経済活動再開計画『Safe Start』のガイドラインに従い、従業員と顧客の安全を確保する必要がありますが、詳細を確認してから出かけることをお勧めします。

州の大部分が移行した「フェーズ2」のガイドラインには、次の事柄が含まれます。

顧客に求められること:

  1. すべての職員・顧客に入店時にハンドサニタイザーを提供
  2. バーは使用不可
  3. テーブルでの飲食サービスを提供しない場合、テイクアウトの食事の受け取りでも社会的距離を維持
  4. グループは5人以下、テーブル一つあたりの人数は5人以下
  5. 最大収容人数50%以下(屋内・屋外それぞれで最大収容人数の50%以下)
  6. テーブルとテーブルの間の距離、別のテーブルとの椅子の距離は6フィート以上を確保
  7. テーブルに座っていないときは、フェイスカバーを使用することを強く奨励(テーブルに着席するまでやトイレを使用する時など)
  8. ビュッフェやサラダバーの提供は不可
  9. 顧客の来店時刻・連絡先の記録を奨励
  10. メニューは使いまわさず、顧客それぞれに使い捨ての物を提供
  11. テーブルに通常置いている調味料(ケチャップ、醤油など)は使い切りにするか、使用後に毎回消毒
  12. ロビーや待合室、支払いカウンターでの適切な社会的距離の維持対策の導入
  13. 一つのテーブルを担当する従業員の数を最低限に保つこと。一人が注文・配膳・支払いを受け持つことを強く奨励

キング郡のフェーズ1.5では、上記のフェーズ2のうち、屋外での飲食は収容可能人数50%まで、屋内での飲食は、テーブルと椅子が互いに6フィート以上離れている場合に限り、収容能力の25%で営業できるようになっています。

飲食店の中には、ガイドラインを守っていることを具体的に示すため、 『らーめん山頭火』 などのように動画を作成してわかりやすく説明する店も出てきました。

事業主・従業員に求められること:

  1. 新型コロナウイルス、感染防止方法、および雇用者の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のポリシーについて、従業員が最もよく理解している言語での教育の提供
  2. すべての接触において、すべての従業員(および顧客)と最低6フィートの距離を保つ。特定の作業のために厳密な物理的距離をとることが不可能な場合は、障壁の使用、狭い場所や閉鎖された場所での従業員または顧客の人数を最低限に維持、頻繁な休憩、および勤務シフトの開始など、他の予防措置が必要
  3. 必要に応じて、手袋、ゴーグル、フェイスシールド、フェイスマスクなどの個人用保護具(PPE)を従業員に提供する。布製のフェイスカバーは、労働産業省の安全衛生規則および指針に基づくより高いレベルの保護が要求される場合を除き、職場で一人で働いていないすべての従業員が着用しなければならない。詳細については、 「Coronavirus Facial Covering and Mask Requirements」 を参照のこと。布製のフェイスカバーについては、ワシントン州保健省のガイダンスを参照のこと。
  4. 十分な水や石鹸を提供し、こまめな手洗いを行う。安全で適用可能な使い捨て手袋を使用し、共用するツールや他の物品を通じた感染を防止する。
  5. 頻繁に手で触れる場所に重点的を置き、清掃および消毒を含む対策を確立

すべての事業者は、その事業の入り口に看板を掲示して、顧客が店内・屋外席で布製のフェイスカバーを使用することを強く奨励する必要があります。

シアトルのあるキング郡は、新型コロナウイルスの感染拡大を抑制するため、同居していない人から6フィート(約1.8m)以上の距離を保てない屋内または屋外の公共スペースでは、18日からフェイスカバー(face covering)を着用することを強く要請すると発表しています。

※この記事の内容は、州政府の発表をもとにしています。詳細はワシントン州の公式サイトを参照のこと



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