ワシントン州は7日、経済活動再開計画『Safe Start』のフェーズ2と3での飲食店の新たな規則を明確化しました。
- フェーズ2と3では、バー席の使用とライブミュージックは不可
- ビュッフェ、サラダやサルサのバー、その他の共有の食事やドリンクのステーションは可
1) フェーズ2およびフェーズ3のレストラン要件すべてに厳密に準拠;
2) 配膳器具を取り扱う前後の顧客によるハンドサニタイザーの使用の確認;
3) 食べ物を保護するためのくしゃみガードなどの恒久的なバリアの設置;および
4) 顧客が身体的距離やその他すべてのルールを維持するよう共同の飲食エリアを監視
上記は、州政府の発表をもとにしています。上記の要件ではこの発表が最新となります。詳細はワシントン州の公式サイトで確認できます。
なお、ワシントン州では、公共の場でのマスクやフェイスカバーの着用が義務付けられています。さらに、7月7日からはレストランやショップなどのビジネスは、顧客がマスクやフェイスカバーを着けていない場合は利用を断ることができるようになっています。
事業主・従業員に求められること
- フェーズ2では最大収容人数50%以下(屋内・屋外それぞれで最大収容人数の50%以下)
- 新型コロナウイルス、感染防止方法、および雇用者の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のポリシーについて、従業員が最もよく理解している言語での教育の提供
- すべての接触において、すべての従業員(および顧客)と最低6フィートの距離を保つ。特定の作業のために厳密な物理的距離をとることが不可能な場合は、障壁の使用、狭い場所や閉鎖された場所での従業員または顧客の人数を最低限に維持、頻繁な休憩、および勤務シフトの開始など、他の予防措置が必要
- 必要に応じて、手袋、ゴーグル、フェイスシールド、フェイスマスクなどの個人用保護具(PPE)を従業員に提供する。布製のフェイスカバーは、労働産業省の安全衛生規則および指針に基づくより高いレベルの保護が要求される場合を除き、職場で一人で働いていないすべての従業員が着用しなければならない。詳細については、 「Coronavirus Facial Covering and Mask Requirements」 を参照のこと。布製のフェイスカバーについては、ワシントン州保健省のガイダンスを参照のこと。
- 十分な水や石鹸を提供し、こまめな手洗いを行う。安全で適用可能な使い捨て手袋を使用し、共用するツールや他の物品を通じた感染を防止する。
- 頻繁に手で触れる場所に重点的を置き、清掃および消毒を含む対策を確立
顧客への従来のサービスと異なること
- すべての職員・顧客に入店時にハンドサニタイザーを提供
- バーは使用不可
- テーブルでの飲食サービスを提供しない場合、テイクアウトの食事の受け取りでも社会的距離を維持
- グループは5人以下、テーブル一つあたりの人数は5人以下
- テーブルとテーブルの間の距離、別のテーブルとの椅子の距離は6フィート以上を確保
- テーブルに座っていないときは、フェイスカバーを使用することを強く奨励(テーブルに着席するまでやトイレを使用する時など)
- メニューは使いまわさず、顧客それぞれに使い捨ての物を提供
- テーブルに通常置いている調味料(ケチャップ、醤油など)は使い切りにするか、使用後に毎回消毒
- ロビーや待合室、支払いカウンターでの適切な社会的距離の維持対策の導入
- 一つのテーブルを担当する従業員の数を最低限に保つこと。一人が注文・配膳・支払いを受け持つことを強く奨励
ワシントン州政府による経済活動再開の各産業向けの詳細は公式サイトで確認できます。