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ワシントン州、6月30日にほぼすべての規制解除

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ワシントン州では、州内でワクチンの接種が増加し、感染が落ち着いていることから、6月30日にほぼすべての規制が解除されます。

ワシントン州では、州内でワクチンの接種率の増加し、感染が落ち着いていることから、6月30日にほぼすべての規制が解除されます。

これにより、すべてのビジネスがほぼ通常通りのキャパシティと業務体制に戻ることができるようになります。

インスリー知事は29日の声明で、「2020年1月に国内で初めて新型コロナウイルス感染者が確認されて以来、ワシントン州は長い道のりを歩んできたが、それはパンデミックの間、自分自身と地域社会を守るためのワシントン州民の献身と回復力によるところが少なくない」「科学的根拠に基づき、健康のために自宅待機し、マスクを着用し、予防接種を受けたおかげで、15ヶ月という長い期間を経て、州の経済や文化の中心地を安全に再開することができる。簡単なことではなかったが、ワシントン州民が協力してウイルスと戦い、忍耐と犠牲を払ってきたことを誇りに思う」「この水曜日は、このパンデミックを食い止めるための継続的な努力の新たな段階を示すものだが、私たちにはまだやるべきことがある。成功し続けるためには、すべての人がワクチンを接種し、まだ命を救うワクチンを受けていない大切な人がいれば、すぐに接種するように勧めることが大切だ」と述べ、「ワシントン州の皆さん、がんばりましょう!予防接種を受けて、安全に過ごしましょう」と呼びかけました。

米国で最初に新型コロナウイルスによる感染者、死者、アウトブレイクが報告されたワシントン州では、インスリー知事が2020年3月23日に自宅待機命令を出してから、これまでに41万4,000人以上の感染が確認され、5,920人が死亡しています。昨年12月に開始されたワクチン接種は増加の一途で、28日の時点で、初回接種を受けた16歳以上の住民は68.8%に達しました。

インスリー知事は、約1年3カ月ぶりとなる規制の解除を祝い、30日にはタコマ市とスポケーン市で、7月1日にはシアトル市で行われるイベントに出席します。

収容人数・身体的な距離

ほとんどの企業や組織は、新型コロナウイルス感染対策として設定されていた収容人数の制限や物理的な距離の確保が必要なくなります。6月30日以後も適用される唯一の規制は、1万人以上が参加する屋内イベントで、参加者全員がワクチン接種を完了していない限り、収容人数は引き続き75%に規制されます。この制限は7月31日に再評価されます。組織や企業は、ワクチンの接種を受けていない人・完了していない人を保護するために、収容人数の制限や物理的な距離を維持することもできます。

ワシントン州の規制解除の要点

  • 予防接種証明・陰性証明: 大規模な屋内・屋外のイベントでは推奨されるが、義務付けられない。
  • 収容人数: 飲食店、バー、小売店、企業、劇場などにおける制限はなし(1万人以上の大規模な屋内イベントを除く)
  • 身体的距離: 規制なし
  • マスク: CDC のガイドラインにもとづき、米国内・米国が目的地の公共交通機関とその施設内ではマスク必須。その他の状況では基本的にワクチン接種者はマスク不要(ビジネスで着用が決められているところもあり)
  • 旅行者: CDC のガイドラインに従うこと

米国では州や地域で規制が異なるため、居住地・旅行先の保健局の規制に従う必要があります。

なお、12歳未満の子どもや健康上の理由でワクチン接種が受けられない人の健康を考慮し、状況によって引き続き対策を続ける必要があります。

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