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ワシントン州知事、経済活動再開のフェーズ1の対象を拡大

ワシントン州のインスリー知事は、4段階で経済活動を再開する「セーフスタート(Safe Start)」計画のフェーズ1の対象を拡大すると発表しました。

これにより、「セーフスタート(Safe Start)」計画の第1段階に含まれる内容がすべてカバーされることになります。

経済活動再開のフェーズ1で許可された主な事柄

小売店が営業を再開するにあたり、ワシントン州政府は、新型コロナウイルスと感染防止対策について従業員に教育すること、従業員と顧客は常に社会的距離を維持すること、従業員にPPEを提供すること、こまめに手洗いができるようにすること、頻繁に手を触れるところは特に掃除・除菌作業を頻繁に行うこと、勤務開始時に体調確認し、病気の従業員は自宅待機・帰宅させることなどの条件を提示しています

また、Columbia、Ferry、Garfield、Lincoln、Pend Oreille の5つの郡は、人口が7万5000人未満で、過去3週間に新型コロナウイルス感染者が確認されていないことから、経済活動再開のフェーズ2に移行する許可が出されました。第2段階では、新規の工事、ヘアサロン・ネイルサロン・理容室の営業再開が含まれています。また、レストランは50%の割合で店内での飲食を再開できますが、テーブルは5人以下とされています。一部の小売店は店内での営業再開が可能となります。

他の郡も、今後のデータが良好であれば、フェーズ2に移行するのは6月1日と予測されています。しかし、ベルビュー市の Institute for Disease Modeling(IDM)によると、ワシントン州西部全体とキング郡内で感染率がわずかに上昇していることから、注意が必要です。

7日の集計で、ワシントン州の感染者累計は昨日比157人増の16,388人、死者累計は昨日比14人増の905人。これまでに235,835件の検査が行われ、陽性の割合は6.9%となっています。

更新:2020年5月11日



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