ワシントン州のインスリー知事は19日、Uber Eats や DoorDash、Postmates などの宅配サービスがレストランやバー、カフェに請求する手数料の上限を15%に設定すると発表しました。
知事室のプレスリリースによると、配達料は15%まで、請求額の総額は注文額の18%までとされ、11月25日(水)から施行されます。
「COVID-19がレストラン・コミュニティに与えている課題を認識しており、ワシントン州民が地元のレストランを支援し続けることを可能にし、多くのビジネスが営業を続けることを可能にする第三者プラットフォームに感謝している」とインスリー知事は述べています。
「しかし、今は厳しい時代だ。私たちは皆、ビジネスをサポートし、COVID-19の拡大を遅らせるために、この独特な困難な時期に犠牲を払わなければならない。我々は、ワシントン州民に配達とテイクアウトのオプションを利用して地元のレストランを安全にサポートすることを奨励する」
なお、シアトル市は、4月下旬から宅配サービスがレストランに請求する手数料の上限を15%に設定する緊急命令を出しています。
ワシントン州では、新型コロナウイルス感染症の拡大を抑制するため、今月18日からレストランやバー、カフェでの店内での飲食が再び禁止され、屋外での飲食・宅配・テイクアウト・ドライブスルーでのみ営業が許可されています。