サイトアイコン junglecity.com

ワシントン州の経済活動再開『セーフ・スタート』 8月20日時点の最新情報

ワシントン州のインスリー知事は、8月20日に美術館・博物館、ボウリング場、アグリツーリズム、アウトドアのレクリエーションを対象にした経済活動再開計画の改訂を発表しました。

8月20日に発表された改訂の内容

今回の変更は、美術館・博物館、ボウリング場、アグリツーリズム、アウトドアのレクリエーションが対象です。ここでは一部の規制をまとめました。詳細はリンク先で確認できます。ワシントン州が発行したガイダンスの一覧はこちら

美術館・博物館
フェーズ2: 州政府のガイドラインに従うことで営業を再開できる。このガイドラインには、2歳以上の来館者はワシントン州保健局の規定に沿ってフェイスカバーを着用する必要がある。全体の稼働率は最大25%で、個別の展示室の稼働率も最大25%を維持するよう定期的にモニターする必要がある。表面を手で触れることができる展示は「手を触れないでください」との表記をするか、手を触れないで使用できるように対応する。事前の支払いと接触を制限するため、可能であればオンラインまたは電話で来館日時を指定したチケット制を導入する。ハンドサニタイザーを提供する。飲食サービスはフェーズ2の飲食業の規制に従う必要がある。ギフトショップはフェーズ2の小売店の規制に従う必要がある。イベントの開催は不可。

フェーズ3:
フェーズ2と同様のガイドラインで、稼働率は最大50%。飲食サービスはフェーズ3の飲食業の規制に従う必要がある。ギフトショップはフェーズ3の小売店の規制に従う必要がある。イベントの開催はフェーズ3での社交的な集まりのガイダンスに従う必要がある。

ボウリング場
フェーズ2と3: マスクを着用する必要がある。プレーヤーは各レーンにつき2人まで。リーグのプレーとその練習のみ可能。無観客で行うこと。他のレーンのプレーヤーと6フィート(約2m)の距離を維持すること。リーグプレーでプレーヤーを交代しない。靴、ボール、ボールの穴は使用後に消毒すること。アーケードなどのアクティビティは休業。飲食サービスとギフトショップは各郡のフェーズでの規制に従う必要がある。

アグリツーリズム
フェーズ2と3: ガイドラインに記載されたすべての要件が満たされる場合、アグリツーリズム事業の営業が許可される。アグリツーリズムとは、観光客を楽しませ、かつ/または教育し、農場、牧場、または事業主の収入を得る目的で、農場、牧場、またはその他の農業事業に観光客を呼び込むために、農業生産および/または加工と観光を結びつける商業的企業の形態と定義される。アグリツーリズムの例には、クリスマスツリー・ファーム、U-Pick ベリーファーム、コーンメイズ、パンプキンパッチが含まれるが、これらに限定されるものではない。滞在中はマスクを着用すること。同居している人以外とは適切な身体的距離を維持すること。可能な限り、オペレーションは屋外、または適切な換気ができる屋根のある屋外施設で行うこと。小売・飲食差ービスはファーマーズ・マーケットと同じ規制に従うこと。

アウトドアのレクリエーション
フェーズ1とフェーズ2のゴーカート・トラック、ORV/モトクロス施設、参加者限定であることを明確にしたモータースポーツ観戦、キャンプ、レース、イベントは禁止されています。これらの変更は2020年8月24日から適用されます。新しいガイドラインの対象には、従業員のいる公共・民間の屋外テニス施設、ガイド付きATV・パドルスポーツ・乗馬、ガイド付き釣り、ゴーカート、ORV/モトクロス施設、参加型モータースポーツ、ゴンドラ、動物園と水族館、これらと実質的に似ており、要件を等しく満たすことができる他のすべてのアクティビティが含まれます。

ワシントン州39郡のフェーズ

ワシントン州は、3月23日から出されていた自宅待機命令『Stay Home, Stay Healthy』を5月31日に終了しました。州内39郡は6月1日から4つのフェーズでの経済活動再開計画『Safe Start(セーフ・スタート)』に基づいた経済活動の再開を進めてきました。

しかし、6月中旬から感染者数が3月~4月のピーク時を超える状況に転じたため、7月28日から各郡の次のフェーズへの移行が無期限で延期されています。

現時点でフェーズ3にある郡は17郡。シアトルのあるキング郡、隣接するピアス郡とスノホミッシュ郡はフェーズ2となっています。各郡のフェーズはワシントン州保健局の公式サイトで確認できます。

マスクとフェイスカバーに関する決まり

ワシントン州全域のビジネスは7月7日からマスクやフェイスカバーを
していない利用者を拒否することができます。

また、ワシントン州では、7月25日(土)から、公共の場(public places)だけでなく、共有エリア(common areas)すべてでマスクの着用が義務付けられています。これには、エレベーター、廊下、アパートの建物内、ホテル、モーテル、大学、長期介護施設、老人ホームも含みます。詳細は知事の公式サイトで確認できます。

『Safe Start(セーフ・スタート)』

ここでは概要のみを簡単にまとめています。詳細はワシントン州の公式サイトで確認できます。

フェーズ1からフェーズ2に移行するために郡が満たす必要がある新たな基準:

各フェーズで許可されている主な事柄は、郡の状況によって細かく調整され始めていることから、住んでいる郡や訪問する郡の公式サイトで詳細を確認する必要があります。なお、すべてのフェーズで6フィート(約2m)の身体的な距離の維持、フェイスカバーの着用、遠出しないことが求められています。また、最も安全な対策は自宅待機となっています。

フェーズ1の概要

フェーズ2の概要

フェーズ3の概要

フェーズ4の概要



モバイルバージョンを終了