シアトル・キング郡公衆衛生局によると、ここワシントン州でも、呼吸器系合胞体ウイルス (RSV)、インフルエンザ、COVID-19などのウイルス性呼吸器疾患が急増しています。
特に、5歳未満(特に2歳未満)、65歳以上、妊婦、呼吸器系疾患・糖尿病・心臓病を患っている人にとって、インフルエンザは危険なものとなることから、下記の対策が呼びかけられています。詳細は同局の公式サイトで確認できます。
- 屋内で人と接する際は、顔にぴったりフィットする高品質のマスクを着用すること。
- 予防接種を受けることができる人は、常に最新の予防接種を受けること。予防接種は、インフルエンザやCOVID-19などによる入院や死亡を含む重症化を防ぐ最も重要な方法です。生後6ヶ月以上の人は全員、これらの予防接種を受けること。5歳以上でCOVID-19の最新ブースターの接種が可能な人はすぐに受けること。
- 症状が出た場合は、職場や学校に行かず、自宅待機し、COVID-19の検査を受けること。
- インフルエンザやCOVID-19などへの感染で重症化する可能性が高い人は、迅速に治療を受けられる準備をしておくこと。
- 換気、フィルタ、UV技術により、室内の空気の質を改善すること。
- インフルエンザは数ヶ月間流行することが予想されるため、今からインフルエンザの予防接種を受けておくこと。
CDC(疾病管理予防センター)が毎週発表する最新情報によると、アメリカ人の13.7%がCOVID-19地域感染率(COVID-19 Community Level)が「高い」地域に住んでおり、先週の4.9%から増加しています。感染率が「中」の地域に住んでいるアメリカ人は38.1%、「低」の地域に住んでいるアメリカ人は48.2%となっています。
CDCは、COVID-19の患者数と入院者数が再び増加している地域に対し、屋内でのマスク着用を含む感染対策を行うよう警告しています。