12月中旬から1月末は、海水の温度が下がる北からメキシコのバハに近いラグーンを目指して南下する gray whale（コククジラ）を見られる時期。
今年は12月27日（金）から2019年12月31日（火）にかけて、ホエールウォッチングの非営利団体 Whale Watching Spoken Here のボランティア20人以上がワシントン州南端からオレゴン州の太平洋沿岸沿いの24ヶ所でホエールウォッチングを手伝ってくれます。
同団体によると、オレゴン州沖を通過するコククジラの数は毎年推定20,000頭。ピーク期は12月末ですが、鯨が見えやすいのは、海が穏やかな、晴れた日。1時間当たり約30頭のコククジラが見られる日もあるそうです。
ボランティアがいる場所24ヶ所は、こちらの地図で確認できます。2018年はわずか14日間で5万1,000人以上が訪れたそう。現地に行く際は、双眼鏡をお忘れなく。
現地まで行くことができない場合は、オレゴン州の Depoe Bay（デポー・ベイ）市からのライブ中継を見ることもできます。同市にある Whale Watching Center では、鯨に関するインタラクティブな展示が楽しめるほか、パークレンジャーが鯨に関する質問に答えてくれます。開館時間は水～日午前10時から午後4時。クリスマスにあたる12月25日は休館ですが、Whale Watch Week にあたる12月30日（月）・31日（火）は開館しています。
Whale Watch Week
冬季
2019年12月27日（金）～2019年12月31日（火）
春季
2020年3月21日（土）～2020年3月29日（日）
