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CDC「予防接種を完了した人は、屋外でマスクや距離の維持は不要」

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CDC(疾病予防管理センター)は27日、新型コロナウイルスのワクチン接種を完了した人のためのガイダンス「When You’ve Been Fully Vaccinated」を発表しました。

これには、「予防接種が完了している人は、屋外でマスクをしたり、6フィート(約2m)離れたりせずに、少人数で集まることができる」などの規制緩和が含まれています。(Choosing Safer Activities

「予防接種を完了している」という状態は、認可されているファイザー/ビオンテックとモデルナなら2回接種、ジョンソン・エンド・ジョンソンなら1回接種を受け、すべての接種が完了してから2週間後となります。

以下に CDC のガイドラインを日本語でまとめました。詳細は「When You’ve Been Fully Vaccinated」で確認できます。

【ワクチン接種を完了したら始められること】

  • 屋外での集会や活動には、特定の混雑した環境や会場を除き、マスクを着用せずに参加できる。
  • ワクチン接種を完了した人とは、屋内でも、マスクを着用せず、6フィート(約2m)離れたりすることなく集まることができる。
  • 単一の世帯とのみであれば、年齢に関係なく、ワクチンを接種していない人とも、マスクを着用したり、6フィート(約2m)離れたりせずに、屋内で集まることができます(例えば、全員が同居している親戚宅を訪問するなど)。ただし、集まる人たちの中に、新型コロナウイルスで重症化するリスクが高い人がいない場合に限る。
  • 屋外での少人数での集りや活動には、特定の混雑した環境や会場を除き、マスクを着用せずに参加できる。
  • 米国内を旅行する場合は、旅行の前後に新型コロナウイルス検査を受けたり、旅行後に自主隔離を行う必要はない。
  • 米国外に渡航する際には、渡航先の状況を十分に確認する必要がある。
  • 渡航先で検査が必要な場合を除き、米国を出国する前に検査を受ける必要はない。
  • 米国への国際線に搭乗する場合は、搭乗72時間以内の新型コロナウイルス検査の陰性証明、または新型コロナウイルスから回復したことを示す書類を提示する必要がある。
  • 米国外から到着してから3~5日後に検査を受けるべきである。
  • 米国外から到着した後、自主隔離を行う必要はない。
  • 新型コロナウイルス感染者が周りにいても、症状が出ない限り、自主隔離したり、検査を受けたりする必要はない。ただし、集団生活をしていて(矯正施設や拘置所、グループホームなど)、新型コロナウイルス感染者が周りにいる場合は、症状がくても、14日間は他人との接触を避け、検査を受ける必要がある。

【ワクチン接種を完了しても続けるべきこと】

顔の側面にぴったりとフィットし、隙間のないマスクを着用することで、多くの状況で自分や他人を守ることができます。

  • 次のような場合には、マスクを着用する感染対策を行う必要がある。
    -屋内の公共の場にいるとき。
    -複数世帯のワクチンを接種していない人(子供を含む)と屋内で集まる場合。
    -新型コロナウイルス感染症による重症化や死亡のリスクが高いワクチン未接種者、または新型コロナウイルス感染症による重症化や死亡のリスクが高い人と同居しているワクチン未接種者と、屋内で面会する。
  • 屋内での大規模な集まりはやはり避けるべきである。
  • 旅行する場合も、自分や他の人を守るための対策をとるべきである。米国への入国、米国内の移動、米国外への移動に利用する飛行機、バス、列車、その他の公共交通機関、および空港や駅などの米国内の交通機関・施設では、引き続きマスクの着用が義務付けられている。ワクチンの接種を完了して米国に到着する渡航者は、引き続き搭乗72時間以内に新型コロナウイルス検査を受けること(または過去3カ月以内に新型コロナウイルス感染症から回復したことを示す書類を提示すること)、および旅行後3~5日後に検査を受けることが引き続き求められる。
  • 特に、周りに病気の人がいる場合は、新型コロナウイルス感染症の症状が出ないか注意する必要がある。新型コロナウイルス感染症の症状が出た場合は、検査を受け、外出せず、他人との接触を避ける。
  • 勤務先でのガイダンスにも従う必要がある。
  • 免疫力を低下させる病気を患っている人や免疫力を低下させる薬を服用している人は、医療機関に相談すること。新型コロナウイルス感染症を防ぐためにあらゆる対策をを取り続ける必要があるかもしれない。
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