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2024/2025年の冬のシアトルは「平年より雨が多く、寒い冬になる」との予想 ラニーニャ現象で

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9月も半ばになり、グッと秋の気配を感じるようになりました。そうすると、「今年の冬は暖冬なのか寒いのか」と、ふと考えることはありませんか。

米国海洋大気庁(NOAA)は2024/2025年の冬に向けた長期的な季節予報を更新しました。それによると、今年11月から来年1月にかけてラニーニャ現象が発生する確率が74%と予測されており、シアトルのあるワシントン州西部は「平年より雨が多く、寒い冬になる」確率が高くなっています。

NOAA によると、今年12月から来年2月にかけて、シアトルのあるワシントン州西部は平年より気温が低くなる確率が40-50%となっています。

2024年12月2025年2月の気温予想

シアトルの平均最高/最低気温は次の通り。最も暑い月は8月、最も寒い月は12月です。

また、降水量は、ワシントン州のほぼ全域で平年より多くなる確率が50-60%となっています。

2024年12月2025年2月の降水予想

平年より気温が低く、降水量が多いとなると、標高の高いカスケード山脈にあるスキー場では十分な雪が期待できそうです。

一方、中央ロッキー山脈、米国南西部、カリフォルニア州南部では、降水量が平年より少なくなると予想され、雪も平年より少なくなる可能性があります。

また、東海岸、特に米国北東部では、平年を上回る降水量が予想されていることから、ウィンタースポーツが楽しめる可能性が高くなっています。

2021年から2023年の冬はラニーニャ現象の影響を受け、シアトル大都市圏など標高の低い地域では積雪や凍結が発生するという、珍しい事態となったことは記憶に新しいはず。特に、2022年12月のクリスマス前後は凍結による被害が続出し、大変な騒ぎとなりました。同じ轍を踏まないよう、寒い冬に備える対策を準備しておくのが良いかもしれません。

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