National Weather Service は26日、シアトル大都市圏を含むワシントン州西部の広い範囲に対し、同日午後3時にかけて冬季気象警報(Winter Storm Warnings)を出しました。
シアトルを含む低地では25日から雪が降り始め、26日午前中のシアトル大都市圏の積雪は1~6.5インチ(約2.54~17cm)となりました。オリンピック半島は北部で雪が多く、ポート・エンジェルスで11.5~16インチ(約29cm~41cm)、スクイムで最大12インチ(約30cm)と報告されています。各地の積雪の状況は、National Weather Service の Snowfall Reports from the Last 24 Hours で確認できます。
すでに雪がとけている道路もありますが、これから夜間にかけて気温が下がり、道路が凍結する可能性があります。ワシントン州運輸局は、「車間距離をあけ、減速すること」と呼びかけています。
車で移動する必要がある場合は、予備の懐中電灯・食料品・飲料水を用意し、非常事態に備えましょう。
最新の道路情報は、ワシントン州運輸省(WSDOT)のソーシャルメディア、または電話511で確認できます。
気温が低い状態が続いていますが、安全な暖房を使うこと、ガスレンジやオーブンを暖房に使用しないこと、ガスや炭の BBQ グリルを屋内で使わないこと、発電機は家屋から20フィート(約6m)以上離れた屋外に置いて使用すること、一酸化炭素探知機(carbon monoxide detector)が機能しているか確認することが求められます。
一酸化炭素中毒については電力会社 Puget Sound Energy の公式サイトなどで確認できます。