ナショナル・ウェザー・サービス(国立気象局)は、ワシントン州のカスケード山脈、オリンピック山脈、州中央部のシェラン郡やオカノガン郡に対し、今月27日(火)から29日(木)にかけて冬季気象警報(winter storm warning)を出し、注意を呼びかけています。要点をまとめました。
ハリケーン・リッジを含むオリンピック山脈
- 27日(火)午後4時〜29日(木)午後4時
- 大雪の予想 合計積雪量は1〜3フィート(約30〜91cm)
- 28日(水)は最大風速40マイル(64kph)の突風の予想
- 移動が非常に困難になる可能性あり
カスケード山脈
- 27日(火)午後4時〜29日(木)午後4時
- カスケード山脈(ワトコム郡、スカジット郡、スノホミッシュ郡、キング郡、ピアス郡、ルイス郡)
- ニューハーレム、スティーブンズ・パス、スカイコミッシュ、スノコルミー・パス
- マウント・レーニア国立公園(パラダイス、ロングマイヤーを含む)、アシュフォード、パックウッド、ランドル
- 標高1000フィート(約305m)以上では大雪の予想
- 積雪は最大2~4フィート(約61〜122cm)
- 28日(水)は最大風速40マイル(64kph)の突風の予想
シェラン郡中部〜オカノガン郡西部
- 27日(火)午後4時〜29日(木)午後4時
- ループループ・パス、メソー、トウィスプ、ウィンスロップ、プレイン、レブンワース、コンコナリー、マザマ
- 標高4000フィート(1219m)以上は積雪1〜3フィート(約30〜91cm)、4000フィート(1219m)以下の積雪は2〜4インチ(5〜10cm)
- 28日(水)は最大風速50マイル(80kph)の突風の予想
ナショナル・ウェザー・サービスは、特にカスケード山脈の峠では移動が困難になることを予想した準備をしていくよう呼びかけています。強風により、倒木や、局地的な停電が発生する可能性もあります。スティーブンズ・パスでは1時間に1インチの雪が降ることが予想されます。大雪と突風により、視界が白一色となって位置感覚がなくなるホワイトアウト(whiteout)が起きる可能性があります。
冬の運転で気をつけるべきポイントをチェック
シアトル大都市圏では、冬に雪が降ることは珍しく、道路が凍結することも滅多にありません。でも、数年に一度は異常な寒波が訪れることがあります。また、車で1〜2時間…