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ワシントン州知事 「史上最悪の山火事シーズン」 焼失面積は65万エーカー以上に

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ワシントン州のインスリー知事は15日に行った記者会見で、「今年の山火事シーズンは史上最悪」であるものの、転換点に達したことから、オレゴン州やカリフォルニア州の山火事の消火活動を支援できると述べました。

知事と火災生態学者は、気候変動について何か手を打たなければ、米国の状況は悪化するだろうと警告。インスリー知事は14日にカリフォルニア州の被害状況を視察したトランプ大統領が気候変動の深刻さを理解しなかったことに落胆したとも述べました。

Forest Service Northwest によると、15日時点でワシントン州とオレゴン州では31の大規模な山火事の消火活動が行われていますが、焼失面積はワシントン州で65万エーカー以上、オレゴン州で100万エーカー以上。シアトル・タイムズによると、オレゴン州では10人が死亡、20人以上が行方不明、4万人以上が避難を余儀なくされています。

州・郡・連邦政府機関が共同で運営しているワシントン州の山火事の煙による汚染情報サイト『Washington Smoke Information』によると、2017年と2018年も山火事の煙による大気汚染が確認されましたが、2019年は影響がほとんどなく、今年のように「UNHEALTHY」(有害)から「VERY UNHEALTHY」(非常に有害)、「HAZARDOUS」(危険)レベルの大気汚染が続くことは前例がないとのことです。



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