エッセイ:日本企業の課題と存続へのアプローチ– category –
さまざまな課題を抱える日本企業。日本と米国の企業での勤務経験を持つ著者が、その課題が出来上がった背景を読み解き、解決へのアプローチを提案するエッセイ。
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エッセイ:日本企業の課題と存続へのアプローチ
最終回 企業の存続、それは「やさしさ」と「思いやり」を備えた「使命感」
これまで5回にわたり「日本企業の課題と存続へのアプローチ」と題し、日本企業の抱える課題を考え、今後どう存続していくことができるかということに関する内容で書かせていただいてきました。 しかし、日本の商習慣にどっぷり浸かっている経営者や会社員... -
エッセイ:日本企業の課題と存続へのアプローチ
第5回 行政と企業の二人三脚で都市と企業の成長を実現
シアトルは今や全米経済成長率のトップを走る都市となりました。ボーイングやスターバックス、アラスカ航空などの産業に加え、IT関連のマイクロソフトやアマゾンが成長していることが要因です。 シアトル市の人口は72万人程度、日本の都市と比較すると、静... -
エッセイ:日本企業の課題と存続へのアプローチ
第4回 NGO・NPO と変わらない、企業の社会的役割と責任とは
前回、CSR(企業の社会的責任)について言及し、「自社が得意とするものを利用して、社会に貢献する活動をする」ということを説明しました。そもそも「自社が得意とするもの」とは企業にとって一体何で、それと社会はどう結びつくものなのでしょうか。 存... -
エッセイ:日本企業の課題と存続へのアプローチ
第3回 日本式 CSR 活動は勘違い!?本来の CSR の進め方
日本で CSR(corporate social responsibility:企業の社会的責任)が語られ始めてすでに数十年が経つでしょうか。成長した経済でその成熟期に CSR が謳われ始めるのはどの国も同じで、最近では中国でも盛んに言われるようになってきました。 企業活動や経... -
エッセイ:日本企業の課題と存続へのアプローチ
第2回 マーケティングとダイバーシティの意外な関係
このところ日本でも言われ始めたダイバーシティ(diversity/多様性)。でも、日本には少しポイントがズレた伝わり方をしているようです。まず、アメリカの企業内で言われているダイバーシティとは実際には何を指すのかを考えてみます。 アメリカでいうダイ... -
エッセイ:日本企業の課題と存続へのアプローチ
第1回 「働き方改革」ではなく、「働き方文化の改革」を
今日の日本では「働き方改革」という言葉が、流行り言葉となってあちらこちらで使われています。日本ではどうしても「働き方」=「勤務時間」という概念がいまだに強いように思いますが、そもそも働き方改革とは、具体的に何を指すのでしょうか。 有給休暇...
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