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「留学で自分の中に新たな価値観や考え方が生まれた」ベルビュー・カレッジ 辻小百合さん

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ベルビュー・カレッジでの授業でプレゼン

こんにちは!シアトルから東に車で20分、バスで30分ほどのところにあるベルビュー・カレッジに留学している辻小百合(つじ・さゆり)です。現在留学4年目で、デジタル・マーケティングを専攻しています。留学するにいたった経緯から大学での基本的な生活の様子を私の経験とともにシェアしたいと思います!

もくじ

自己紹介

名前辻小百合(つじ・さゆり)
出身幼少期は兵庫県、小学校高学年からは石川県金沢市
専攻Bachelor of Applied Science Digital Marketing (デジタル・マーケティング 学士号)
経歴2016年3月末渡米。関西外国語大学に一年半通った後、アメリカの大学で学位を取得することを決意して中退し、ベルビュー・カレッジに留学。
留学の目的アメリカで学士号を取得、就職。
将来の予定や目標まだはっきりと決まっていませんが、卒業後はアメリカでマーケティングの仕事をしたいです。

留学・英語について

DECA ナショナル・コンペティションにて

留学する前の海外経験

高校の修学旅行で中国に行ったのが、最初の海外経験でした。そして、日本の大学1年時の夏休みに母とアメリカのニューヨークに旅行しました。日本の大学で2年になる直前の冬休みにワーキング・ホリデーでオーストラリアのシドニーに1ヶ月滞在しました。

留学のタイミング

「留学したい理由がはっきり決まったとき」が留学のタイミングなのかなと思います。周りの正規生は「日本で高校を卒業し、日本の大学に行かずにアメリカに来た」という人が多いです。そのほかには、日本の大学を休学して留学している人もいれば、社会人留学生もいます。

ベルビュー・カレッジを選んだ理由は?

ベルビュー・カレッジは日本で半年通っていた HIUC(海外留学予備校)の提携大学だったことと、学校からバスでダウンタウン・ベルビューまで約20分、ダウンタウン・シアトルまで約35分という近さだったこと。また、ワシントン大学やシアトル大学よりも学費が安かったことも理由のひとつです(3ヶ月を単位とする1学期の学費は約3,500~4,500ドル)。

DECA ナショナル・コンペティションでのプレゼン直前

事前準備

留学の形態にもよりますが、正規留学や交換留学で ESL を受けない学生は、基本的なエッセイの書き方やプレゼンの仕方を知っておくとよいと思います。アメリカの授業はこの二つが頻繁に出てきます。あと、正規生の方はアメリカの大学にはどんな専攻があるのか、そして自分はどれに興味があるのかを少し考えておくのもいいかもしれません。入学する時点で専攻を決めておく必要はありませんが、私の場合、専攻を決めるのに時間がかかりました。

留学生活

留学生活について語りたいことはここに収まりきらないほどあるのですが(笑)、異文化理解を深め、多種多様なバックグラウンドを持った人たちに囲まれた中でなりたい自分を形作っていく最高のチョイスだと思います。もちろん学校の課題も大変ですし、楽しいことばかりではありませんが、自分の中で新たな価値観や考え方が生まれたときは、留学できて本当によかったなあと感じます。

英語を学ぶための機会

私は留学前は海外予備校に通って英語の基礎を学びました。現地では(当たり前ですが)授業がすべて英語なので、ライティングやリーディングのスキルなどを伸ばすチャンスは自然と出てきます。それ以外に機会をどう作るかは自分次第です。チョイスはいろいろありますが、やはり一番のオススメはクラブやイベントに参加して英語を話す友達を作ること(できればネイティブ・スピーカー)。最初は私も縮こまったり緊張したりしましたが、それを乗り越えたことによって、英語力がかなり伸びたと思います。

学内外での活動

ベルビュー・カレッジのダンスクラブ『Flashmob Club』パフォーマンスの後

Flashmob Club という学校のダンスクラブの部長を1年間勤めました。また、アメリカ全土で行われるビジネス・コンペティション 『DECA』 の大学の部で2018年に広告部門、2019年にインターナショナル・マーケティング部門で参加。2019年は全米トップ10に入ることができました。シアトルのワシントン大学卒業生が運営するバスソルトの会社でマーケティング ・インターンとして働いています(現在は学校の卒業に専念するためいったん休止)。

生活について

住居

現在は3人でアパートメントをシェアしています。家賃が2ベッドルーム1バスで月約1,800ドルで、それを3分割しています。光熱費や水道代は月によって変動する上、私の住むアパートメントは水道代が棟毎の使用量で決まるので、節水してもあまり効果がないところに少し不満を感じます。

治安

私が住んでいるベルビューは他の地域に比べ治安はいい方ですが、たまに悪い噂やニュースも聞きます。夜に一人で出歩いたりバスに乗ることはできるだけ避けるなど、危機感を持って行動することが大切だと思います。

交通

車を持っていないので、基本的にバスで移動しています。渋滞にもよりますが、ベルビューだと約30分毎に一本、ダウンタウン・シアトル範囲内ならそれよりも頻繁に出ています。やはり車の方が時間は短縮できますが、学生にとってそこまでの支障はないと思います。2023年にはライト・レールが完成する予定なので、シアトル~ベルビュー間の移動がさらに便利になると思います!

食文化

ベルビューでお店が集まっているのは、Factoria Mall、Crossroads Mall、Downtown Bellevue。アジア、メキシコ、イタリア系が多いと思います。特にアジア系(主に中国、台湾系レストラン)は最近どんどん増えている気がします。

携帯電話

私はT-mobileの一番シンプルなプランで、月40ドルをプリペイドで払っています。国内電話、メール、テキスト、インターネットの全てが使用できますが、国際電話には対応していません。月々使えるデータ量が3GBなので、たまに月末に速度制限が来てしまいます。でも、外でもWi-fiが充実しているので、基本的にこのプランで苦労することはありません。

生活を便利にするアプリやおすすめのサイト

お互いに悩みを打ち明けるほど仲良くなった、DECA 2019年時のパートナーのマリアン

『One Bus Away』: バス利用者には必須。現在地周辺にあるバス停を探すことができ、バスの到着時間をリアルタイムで教えてくれます。

『Uber』と『Lyft』:どうしても急ぐときや、複数の友達と出かけるときに使うことがあります。

『Yelp』:飲食店をエリアや食べ物のジャンルで絞って検索できます。お客さんのレビューもかなり参考になります。

『Venmo』:私も含めて周りの友達のほとんどが使用している送金アプリ。お金をデジタルで扱っているので100%安全かといえば保証はできませんが・・・。

『Starbucks App』:アメリカで使えるスタバのアプリ。ポイントを貯めて使うのが主な目的。近くのスタバをセレクトしてモバイルオーダーもこのアプリから可能です。

おすすめの観光地や休日の過ごし方

私の学部生活(特に留学3年目ぐらいから)は朝から晩まで課題やプロジェクトに取り組んでいる日も少なくないので、休日にいかに好きなことをして息抜きするかが大切です。個人的にパーティなどはもうあまり興味がないので、カフェでゆっくりしたり、友達と話したり、街を散策したりしています。

私がおすすめしたい場所は、シアトル市内のフリーモント、バラード、キャピトル・ヒルです。お洒落な店や古着屋、カフェなどがたくさんあり、遊びに行くときはいつもこの3ヶ所。5月から8月頃までは、晴れた日にハイキングや公園に行くのが休日の幸せです。雨の日や冬はジムに行ったり家で映画を見たりしています。

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