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第4回 不安な要素や問題がある時に作りがちな「三角関係」

カップルや夫婦の間に不安な要素や問題がある時に、意識的・無意識的に第三者を二人の関係に引き入れ、三角関係を形成することがあります。

第三者に注意をが向けられることによって、二人の関係の中で起こっていることから意識をそらすことができるので、一時的に不安な要素が軽減され、二人の間の問題さえも解決したように錯覚することがあります。ですが、このような三角関係によって問題が解決することはなく、むしろ二人の間の距離をさらに広げ、結果的には不安は増し、問題が大きくなっていきます。

ふたりの関係をよりよくするには、日頃どのような三角関係を作りがちかを少し気にかけ、第三者を巻き込むことなくコミュニケーションをとっていくことによって、お互いをまた理解できるようになっていきます。

カップル間で起こりがちな三角関係はさまざまです。第三者は必ずしも人であることはなく、物や仕事、趣味の場合もあります。

カップル間以外にも、以下のような三角関係がよく見られます。

いかがでしょう。知らず知らずのうちに、このように第三者を巻き込んでしまっていませんか? 三角関係の存在やそのパターンに気が付くと、問題が大きくなる前に解決策が見つかることが多いので、思い当たることがあれば書き出してみてください。

佐野圭子 Ph.D., LMHC, NCC, SAS
メンタルヘルス&キャリアカウンセリング
CCC Counseling & Consulting
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電話:(360) 328-1233
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