裁判– tag –
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雇用労働法・企業法
第96回 弁護士料の見積もりが取りづらい理由
第50回のコラムでは、弁護士は弁護士協会の職業倫理規定(Rules of Professional Conduct)に沿ってクライアントと業務契約を交わし、弁護士料の支払方法を決定し、通常、1)時間単位、2)均一(定額)料金、3)成功報酬、のいずれかで業務を行うというこ... -
雇用労働法・企業法
第94回 判決の承認(Confession of Judgment)とは
判決の承認とは、原告側が被告人に対して非を認めさせる判決です。法的解釈としては、被告人に答弁の余地も与えずに原告側に勝利の判決を下すため、州によってはこの判決の承認は憲法違反と判断し、違法とされています。 ワシントン州では、原告から要求さ... -
雇用労働法・企業法
第87回 正義を証明することと、正義のために支払う対価
訴訟の国と言われるアメリカでは、法的に問題があれば訴訟をすると思っておられる方は多いと思います。しかし、犯罪行為に対する刑事訴訟ではない、民事訴訟に関しては、訴訟をするかどうか選択する際に考慮するべきことがあります。 最初に考慮しなくては... -
雇用労働法・企業法
第67回 訴訟における証拠開示について
今回は民事訴訟の際の証拠開示(Discovery)の際に一般的に行われる法的手続きについての概要をご紹介します。 まず、第53回のコラムで簡単にご紹介した通り、告訴状が原告から裁判所に提出された後、被告人は争点に対する答弁をします。その後、お互いの... -
雇用労働法・企業法
第53回 民事訴訟において召喚状と申立書を受領した場合の対応とその後の手続き
「訴訟の国」と言われる米国では、思わぬことで民事問題として告訴されることがよくあります。 自分は告訴する意思がなくても、告訴されたら相手側の召喚状と申立書(告訴状)に答弁しなければなりません。さもなければ、相手側の言い分をすべて了解し、自...
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