日本への一時帰国や海外旅行の際、スマホでのネット接続が気になりますよね!
この記事では、シアトルに訪れる日本からの家族や、日本に帰国する際にジャングルシティのスタッフが利用するようになった、とても便利な『World eSIM』(ワールド・イーシム)を詳しくご紹介します。
「長らく Wi-Fi ルータをレンタルしてきたけど、eSIM はいろいろ便利そう」という方も、「eSIMってよく聞くけど、何が便利なのかわからない」「設定が難しそうだけど、どうなの?」という方も、ぜひ読んでみてください。
eSIM(イーシム)とは
eSIM(イーシム)とは、スマートフォンに内蔵されているSIMを使って、さまざまな国や地域のインターネットに接続できるサービスです。
海外旅行や一時帰国の際に、手軽にインターネット環境が整うとして人気が高まっています。
メリットとしては、次の点が挙げられます:
- 機器に内蔵されているので、物理SIMを購入して差し替える必要がない。
- 空港や宅配などでの受取・返却、持ち運びの必要がない。
- オンラインで、いつでもどこでも購入できる(出発前、旅行中でも可)。
- スマホ1台で設定が完了でき、すぐに利用を開始できる。
- 専用アプリでデータ使用量を確認できる。
- データ量が不足したら、旅行・出張先で追加購入できる(海外でも可)。
こんな方におすすめ
- 海外旅行、海外出張に行く方
- 一時帰国で日本に滞在する方
- 滞在中、移動時の荷物を減らしたい方
- 忘れ物が心配な方
- ルータの充電や受取・返却の手間を省きたい方
必要なもの
- eSIMを設定したいデバイス(SIMフリー、またはSIMロック解除したスマートフォン)
- インターネット環境(デバイスをインターネットに接続する必要があります)
株式会社ビジョン
今回ご紹介している eSIM は、株式会社ビジョンが提供しているものです。
株式会社ビジョンとは、10年以上前からWi-Fiルータの貸し出しサービス「GLOBAL Wifi」を提供し始めた会社です。これまで日本への一時帰国で利用したことがある方も多いのではないでしょうか?
そのような実績のある会社が2023年10月に提供を始めた『eSIMサービス』なので、まったく知らない会社よりも安心感が’あります。
購入からインストールまでの手順
まず、World eSIM のウェブサイトで、訪問する国・必要なデータ容量・利用期間」に応じた eSIM を購入します。例えば、「日本、5GB、10日間」というように自分の旅行日程にあわせて選んでください。
複数の国を訪れる場合は、それぞれの国に対応したeSIMを購入する必要があります。アジア・オセアニア、ヨーロッパ、世界周遊など、「周遊プラン」を購入すると、追加設定なしで利用できます。
プランを購入したら、送られてくるメールや公式アプリの指示に従って設定します。この設定は、以下の2ステップで完了します。
- eSIMをデバイスに読み込む
- デバイス管理画面でeSIMの接続を設定する
World eSIM の公式アプリをダウンロードして設定することもできますし、QRコードで設定することもできます。公式アプリをダウンロードできるのであれば、そのほうが手順は簡単です。
設定完了後、渡航先の国・地域に到着して通信接続をアクティベートすると、インターネットを利用できるようになります。
テザリングもできるので、複数の機器での同時使用もOK!データ容量が足りなくなった場合、プランによっては追加購入できます。
渡航先へ出発する前に、eSIMを設定したデバイスに World eSIM の公式アプリをダウンロードします。この公式アプリで、利用したデータ通信量をリアルタイムで確認できます。確認できないプランの場合はスマートフォンで直接確認できます。
体験談
これまでモバイル WiFi ルータをレンタルして不自由を感じませんでしたが、日本に一時帰国して空港で受取・返却を忘れないようにすること、毎日充電すること、持ち歩くことがストレスになってきました。そんな時、自分のスマホで eSIM を使えることがわかったので、同じビジョンさんの eSIM を日本一時帰国の時に購入して使ってみたら、前述のようなストレスがなくなって快適!滞在は14日間でしたが、自分のラップトップやパートナーのスマホ、子どもの iPad などもネットに繋ぐ必要があったので、「15日間の無制限」プランを購入し、滞在中は問題なく使用することができました。たまに速度が遅く感じた時がありましたが、ストレスになる程ではありませんでした。
シニア世代の親がうまく設定できなかったらどうしようという不安がありましたが、図解入りの日本語の解説に従って、想像していたより簡単に設定することができました。利用したのはアメリカで、7日間で3GBです。自宅にいた時は使用せず、出先で地図を見たり、何かを調べたり、友達に写真を送ったりするのに使用していたようです。Line のアプリで通話もできたので、安心でした。