MENU

音楽レーベル 『Mack 9 Music Group』 山田百合菜さん

  • URLをコピーしました!

 

山田百合菜(やまだ・ゆりな)さん
【学校】 Bellevue College (International Business Professions)
【留学期間】 2015年4月~2016年3月
【インターンシップの内容】 音楽レーベル Mack 9 Music Group
【連絡先】 メール

留学しようと思ったきっかけは?

これはあくまでも留学を決めた理由のひとつですが、大学4年時に英語を勉強し直していた時、「どうせなら英語を仕事でも使えるようになりたい」と思いました。その頃にビジネス留学のプログラムを見つけて、「これを機に英語力・仕事で使える力を一気に身につけよう」と、思い切って11月の終わりに内定を蹴って留学を決めました。大学での4年間で頭を鍛えてから来たおかげで、かなりアクティブで有意義な留学生活を送ることができ、良い決断だったと思っています。

シアトルについては当初、「イチローがいたマリナーズの本拠地」というイメージしかありませんでした。調べたのは大半がネット、人に話を聞くことです。偶然、高校の友達がシアトルにいることを知り、その友達に話を聞けたことはかなりラッキーでした。あとはネットで調べて、北海道よりも北にあり、親日的で冬に雨が多いことを知りました。

実際に来てみて、想像以上に日本人が多いと感じました。正直、「英語漬けの毎日を送りたい!」「日本語なんて絶対にしゃべらない!」と思って留学するなら、もっと都心から離れた街、内陸や東海岸に行くべきです。

でも、その代わり、シアトルは住みやすい海外都市 NO.1だと思います。だいたいの日本食・調味料は手に入りますし、本当に困ったときに相談できる日本人が周りにいます。「日本食が食べたい」「頼れる人がいなくて孤独、ホームシック」というストレスがまったくないからこそ、勉強とやりたいことに専念できました。これこそがシアトルに留学に来る良さだと思います。日本人コミュニティを通して、現地の人ともたくさん仲良くなれました。そういったことを考えると、シアトルに留学に来て良かったと思っています。

留学してからのユニークな体験

留学してからのユニークな体験の一つは、コロンビア・タワー・クラブという VIP 会員限定のネットワーキング・イベントに毎月参加していたことです。ビジネスかつフォーマルな空間で、地元で活躍している人、面白い経験をしている社会人にたくさんお会いできました。日本人がまったくいない中、毎回初対面の人と話すので、英語でも初対面のビジネスマンとすぐに打ち解けられるようになりました。この経験は、インターンシップを始めた後も、初対面のアーティストさんとお話する時などに役立ってます。

どんなインターンシップ?

同じプログラムに参加していた先輩が、Mack 9 Music Group(以下、Mack9)でインターンシップをしていて、この会社を知りました。その人に話を聞き、Mack 9が2014年12月にシアトルにできたばかりの新しい音楽レーベル会社で、入ったばかりのインターンでもいろいろな仕事をまかせてもらえることを知りました。仕事内容が面白そうでしたし、ここなら英語力も伸び、仕事をする上での実力もつけられそうだと思いました。

インターンの期間は3ヶ月でしたが、かなりいろいろとやらせてもらいました。最初にまかされたのはこのレーベルに所属してくれる DJ を探すこと、アジア・ヨーロッパ進出に向けて各国の流行の音楽ジャンルをリサーチすることです。1週間経った頃には、新しく立ち上げるサービスのウェブサイトの構築を頼まれ、そちらも担当するようになりました。月に2回ほどですが、アーティストをヘッドハンティングする会議に参加させてもらったり、所属するアーティストのライブに行き、動画を撮って Facebook ページに投稿したりもしました。

このインターンシップでしか得られないと思われること・今後に役立てたいこと

スタートアップなので、1日目からすごく大きな仕事をまかせてもらえることが一番大きいですね。収益モデルすら確立してない会社で働くことも、なかなかできる経験ではありませんでした。また、自分で考えて仕事を進める力が身に付きました。社長は投資家たちとのミーティングで忙しく、日本のように面倒を見てもらえる環境ではなかったので、ウェブサイト制作もサービス内容すら全く決まっていない状態で任され(丸投げされ)ました(笑)。なので、「ターゲット、サービス内容の詳細、値段」などもインターン同士で話し合い、社長に「これでいい?」と確認しながらウェブサイトに反映させるという方法で進めていました。日本ではこんなやり方はありえないと思います(笑)。

これから1年留学する人へのアドバイス・今後の目標

人それぞれ、やりたいことがあってくるはずです。学生生活を楽しむのもあり、課外活動に専念するのもあり、その人さえ良ければどんな留学の仕方も正解だと思います。何かをやりたくて留学を選んだのかをたまに思い出しながら、有意義な毎日を過ごしてください!

掲載:2016年3月

  • URLをコピーしました!

この記事が気に入ったら
フォローをお願いします!

もくじ